闘いのワンダーランドとストロングスタイル
10.26後楽園 いずれもTVトーナメント1回戦、セミがグレート・オーカーン対矢野通、メインイベントが石井智弘対成田蓮の試合です。
この2試合のコントラストがとっても素晴らしかったんですッ
オーカーン選手と矢野選手はこれまでに何度も闘ってますが、今回は背負っているものがとても大きい(ファンにも伝わっている)オーカーン選手が絶対勝つだろうと見てました。
ですが、なんと試合終盤に場内が暗転すると現れたのはEVIL選手じゃなく(笑)なんとまさかのグレートムタ選手!?
えっ、なんで? えーーーー!!?
この日は声出し応援アリの大会ですが、もしもなかったとしても観客は驚嘆の声をあげたでしょうし、英語実況席でもGREAT MUTA!?ってメチャ驚いてました(笑)
また、オーカーン選手のリアクションもよかったんです(笑)
恐れおののき、緑の毒霧からの丸め込みでスリーカウントを献上!!
事実上の決まりては毒霧と言えるぐらいで、ドミネーターはまたもムタにしてやられ、正にプロレスのワンダーランドを見た思いです。
今宵、魔界の門が開いた。そこは新日本プロレスのリングだった。 pic.twitter.com/kpaTBxWx6s
— 武藤 敬司 (@muto_keiji) October 26, 2022
そして、一方のメインイベントは、ゴツゴツした真っ向勝負であり、キャリアも何も関係ない、目の前の相手によりダメージを与えて勝ってやる!という意気込みが最大限に伝わってきます。
石井選手の喉スレスレ?の逆水平チョップに、成田選手のエゲツないキック攻撃など、激しい攻防の末、最後はカウンターフロントスープレックスで成田選手が勝利!
そのワードに定義はなくても誰もが感じるザ・ストロングスタイルを見せてくれました。