最後まで燃える闘魂を見せていただきましたっ
プロレス界のパイオニアであり、歴史そのものであるアントニオ猪木さんが心不全で亡くなりました(享年79歳)
新日本プロレスを創設し、今年で50周年をむかえ、日本プロレス界の最大の団体として、日本だけでなく世界も牽引しています。
私は猪木さんの全盛期をリアルタイムで見ていませんが、輝かしい功績を見聞きする中で本当に過激で道をつくるために前進し続けていたプロレスラーだと思っております。
引退後も政界や総合格闘技界等でも精力的に活動されていますが、それらを話せるほどの知識は持ち合わせておりません。
私が知る猪木さんは、「INOKI FINAL COUNTDOWN」ぐらいからかなぁと記憶しております。
ナウリーダーvsニューリーダー闘争等は朧気かなぁ(笑)
いきなり福岡ドームでグレートムタ選手と闘い、毒霧を吹きかけながらも、魔性のスリーパーで逆転しましたっ
皇帝 ビッグバン・ベイダー選手との東京ドームでの試合は壮絶でした。
TPG(笑)からの因縁を持つベイダー選手のあの投げ捨てジャーマンは、後年、棚橋選手も語るほどに、晩年を迎えた選手が受ける技ではありませんでした。
それでも、闘魂で立ち上がり逆転勝利をつかみました。
その前後も何故か?アメリカのスティング選手とやったり、引退試合を除けば、晩年で最も有名と思われる北朝鮮での試合。
リック・フレアー選手との日米プロレスリングマスター対決はシビレましたっ
新日本プロレス的には大変なことになりますが(汗)北朝鮮との国交回復のため、師匠である力道山先生への恩返しと猪木さんにしかできないことでした。
猪木さんご逝去に際し、心よりご冥福をお祈り致します。
— 大張高己/Takami Ohbari (@TAKAMIOHBARI) October 1, 2022
今は悲しみに暮れていますが、「新日本プロレス」を生み、育てて頂いた尊敬と感謝を今一度胸に刻み、前を向き、迷わずに進みたいと思います。
遥か昔、花道で目を見て強く握って頂いた、硬く分厚く暖かい、手のひらの感触は決して忘れません。 https://t.co/b1qhG1dYdk
2021年からのユーチューブは正直、凝視できませんでした。
私ですらそうなのですが、猪木さんの弟子や近しい方々はよりそうかもしれません。
でも、多額な借金やスキャンダル、難病公表にしても強さも弱さも全て曝け出せるアントニオ猪木さんは本当に強くたくましく!皆にずっと闘魂を元気を注入してきました。
あの世には、BI砲の相棒 ジャイアント馬場さんに、猪木さんの名を全世界に知らしめたモハメド・アリさん。
ストロング金剛さんやマサ斎藤さん、外国人の二大師匠とも言えるカール・ゴッチさんにルー・テーズさん。
そして、猪木さんをプロレスにスカウトした力道山先生、皆、いらっしゃると思います。
今まで、数えきれないほどの闘いのロマンと夢、何より元気をいただきありがとうございました。
燃える闘魂の記憶は永遠にファンの中で生き続けます。
アントニオ猪木選手どうぞ安らかな旅立ちでありますよう、お祈り申し上げます。