谷崎潤一郎 「春琴抄」をミュージカル化
作品が公演された時期は2008年と大分前ですが色褪せた感じは全くなくて、泣ける素晴らしい作品ですっ。
盲目の女性であり主の春菊(和音美桜)に使える奉公人佐助(早霧せいな)
二人の哀しくもお互いを想い合っていながら、でも身分の差からどうしても結ばれることのない二人の運命(さだめ)
二人の間に悲しすぎる悲劇が起きます。
二人が住む家で事件が起こり、佐助も自ら春菊と同じように失明してしまう。
でも、その二人ともが光を失ったことで、今迄見えていなかったもの、通じ合えなかったものが分かり、二人は本当の意味で結ばれます。
こういう"愛のかたち”もあるんだぁと思い感動しました。
早霧・和音コンビでの「殉情」はこの日が千秋楽(バウホール)となるので、お約束の何度もカーテンコールがあるんですが、早霧せいなさんの涙を見て、私もグッときちゃいました。
早霧さんも感極まり過ぎて、言うべき言葉をちょっと間違えてました(笑)
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早霧せいなさんが主人公の緋村剣心を演じた「るろうに剣心」も最高に良かったですっ。
ストーリーは、初期の御庭番衆編ですが、他のスターが演じた斎藤一や四乃森蒼紫も最高に格好良かったです!