レイラの気になる喜怒哀楽なコト

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宝塚 マスカレードホテル 花組 レビュー 映画版はキムタク熱演!

マスカレード・ホテル(2020年花組・ドラマシティ)

木村拓哉長澤まさみ主演で映画にもなったマスカレード・ホテル。

 

映画はとても面白く、宝塚版ではどう表現されるのか気になったのでレビューしちゃいます。

 

主なあらすじは、ホテルマンとなって潜入捜査をする刑事が、様々な客達と向き合いながら事件の真相に迫っていきます。

 

瀬戸かずやが主人公の刑事・新田浩介を、浅月希和がホテルマン・山岸尚美を演じてます。

 

大筋の展開は、映画とそんなに変わりませんが、宝塚にはダンスと歌が入ってくるので、別の視点からもとても楽しめます。

 

ホテル・コルテシア東京で、殺人予告があったために、ワイルドで、ザ・刑事(笑)の様な風貌と振舞いの新田浩介。

 

しかし、山岸やホテルのお客様と触れることで、少しずつホテルマンのフロントらしさを身に付けていきます。

 

瀬戸さんのワイルドと実直な信念を感じる演技、朝月さんのホテルマンとしての丁寧さと凛とした演技も好きです。

 

作品序盤の、新田がホテルマンになる決意をあらわした "メタモルフォーゼ~”の大合唱は良かったですねぇ、憶えやすいですし(笑)

 

木村拓哉の時もそうでしたが、クレーマーと思われた見知りのお客様と接した際の対応やエピソードは見応えあります。

 

少しずつ真相に迫っていく中で、ホテル側の山岸と、警察側の新田が、お互いをプロフェッショナル仕事の流儀と認め(笑)信頼を築いていきます。

 

最後は、その信頼感と絶対に犠牲者を出さない新田浩介の執念が山岸尚美を犯人の手から救い出します。

 

花組 マスカレード・ホテル、とても見応えある面白い作品です☆