軽快で小気味いい展開で進んでいく現代劇 ケレイブ・ハント(2016年)
主人公の私立探偵のケレイブ・ハント役に、早霧せいなさん。
ケレイブの恋人役に、咲妃みゆさんが演じ、向こう見ずだけど、義理人情に熱いケレイブが映画の撮影中に起きた不可解な殺人事件を解決していきます。
探偵、警察、マフィアや、恋人を巻き込んで事件解決に向かっていきます。
仲間の探偵役として、望海風斗さんや彩風咲奈さんらが演じ、黒幕のマフィアのボスとして、月城かなとさんが演じてます。
ダンスとドラマ、コミカルな部分がバランスよく散りばめられていて、公演時間も99分と集中しやすい時間配分です。
ラストパートでは、誰に言われても、素行の悪い昔の戦友(香彩しずるさん)見捨てずに、力になっていたことが功を奏し、ケレイブは九死に一生を得ます。
早霧せいなさん演じるケレイブは、立ち居振る舞いも、見栄を切る話し方も格好いいし、娘役の咲妃みゆさんも、ケレイブを支えつつも、自らの意思を貫こうと素晴らしいです。
主人公の振る舞いから、木村拓哉さん主演の大ヒットドラマ「HERO」の主人公の検事を思い出しました。
キムタクの様に、通販商品大好きではありませんが(笑)
配役の役割や背景が鮮明になっていて、とても面白い公演でした。