レイラの気になる好きなコト

私が好きなプロレスやエンタメ等を投稿しますのでよろしくお願いいたしますっ。

劇場版ちいかわに見た因果応報…島二郎さん、疑ってしまいました!?

かわいいだけじゃないちいかわワールド

「ちいかわ」といえば、かわいらしいキャラクターたちが繰り広げる、ほのぼのとした日常の物語。

 

……もちろん、それも間違いではありません。

 

しかし、ちいかわの魅力は、それだけではないのです。

 

日本国内で大きな人気を獲得した「ちいかわ」は、今や海外にもその人気を広げています。

 

2024年には中国・上海で公式ポップアップストアが大きな反響を呼び、アジア各地に加え、北米でも展開が進みました。

 

さらに、2026年には初の劇場版『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』が公開。公開59日間で興行収入158.4億円、観客動員数1,085万人を突破する大ヒットを記録しています。

まさに、飛ぶ鳥を落とす勢いですね。

 

では、なぜ、これほどまでに多くの人々がちいかわたちに魅了されるのでしょうか。

 

子供や女性だけでなく、日々仕事に追われる大人の心までつかんで離さない。

 

その理由は、単にキャラクターがかわいいから、というだけでは説明できないように思います。

 

私が感じるのは、ちいかわやハチワレ、そしてラッコ先生をはじめとするキャラクターたちが、懸命に働き、一生懸命に生きている姿への共感です。

 

ちいかわたちは、決して何もせずに幸せが訪れる世界に生きているわけではありません。

 

討伐に出かけ、資格を取得し、報酬を得て、時には失敗しながらも、毎日を生きています。

 

そうした姿は、私たち人間の日常にも重なるところがあるのではないでしょうか。

 

仕事でうまくいかない日もあれば、思いがけない幸運に恵まれる日もある。

それでも、明日を迎えるために頑張る。

 

……なんだか、ちいかわたちを見ていると、私ももう少し頑張ろう、という気持ちになりますね。

ちいかわ族も、なかなか大変ですっ

ちいかわの世界では、キャラクターたちがそれぞれの仕事や生活を営んでいます。

 

ちいかわたちの討伐はもちろん、シーサーはラーメン屋で働き、カニちゃんこと古本屋はお店を営んでいます。

 

それぞれが自分の役割を持ち、日々の暮らしを送っているのです。

 

一方で、くりまんじゅう先輩のように、普段どのように生計を立てているのか、いまひとつ分からないキャラクターもいますが……(笑)。

 

とはいえ、そんな自由さも、ちいかわワールドの魅力の一つ。

 

かわいらしい見た目とは裏腹に、仕事や報酬、生活の厳しさまで描かれている。

 

だからこそ、子供から大人まで、それぞれの立場で楽しめるのでしょう。

 

そして今回、劇場版で描かれるのは、そんなちいかわたちの世界を揺るがす、ひと筋縄ではいかない物語です。

 

※ここから先は、物語の核心に触れない範囲で感想を述べます。

 

今回の劇場版では、討伐という仕事をきっかけに、ちいかわたちが思いもよらない出来事に巻き込まれていきます。

 

そして、そこから浮かび上がるのは、単なる冒険やバトルだけではありません。

 

ある出来事によって被害を受けた側の気持ち。

 

何が起きたのかを知ったとき、どう向き合うべきなのか。

 

そして、その先に待ち受けるものとは……。

 

かわいらしいキャラクターたちの物語でありながら、考えさせられるテーマが盛り込まれているのです。

 

詳しい内容については、ぜひ劇場で確かめていただきたいところですが、私は鑑賞しながら、思わず考え込んでしまいました。

 

うーん……これは、なかなか深いですね。

 

何気ない行動が、思いもよらない結果を招いてしまう。

 

そして、その結果にどう向き合うのか。

 

今回の物語には、そうした因果応報を思わせる要素が描かれています。

 

ちいかわの世界は、決して甘いことばかりではありません。

 

むしろ、かわいらしい世界だからこそ、その奥に潜む厳しさが際立つのかもしれませんね。

 

さて、今回の劇場版で、私がぜひ触れておきたいキャラクターがいます。

 

そう、島二郎です!

 

テレビアニメではおなじみとはいえなかった、今回の物語で存在感を放つキャラクター。

私は物語の展開を追ううちに、一時、島二郎を疑ってしまいました。

 

……島二郎さん、本当に申し訳ありませんでした!

 

疑ってしまったことを、ここでお詫びいたします。

 

というのも、実際に物語を見ていくと、島二郎は実に魅力的なキャラクターだったのです。

 

その行動には、男気があり、頼もしさがあり、何よりも熱いものを感じました。

 

見た目や第一印象だけでは分からない、その人物の本当の姿。

 

今回の劇場版では、島二郎というキャラクターの魅力を、存分に味わうことができました。

 

これは、ぜひ今後のテレビアニメでも見てみたいところです。

 

映画で初めて登場したキャラクターが、後にテレビシリーズにも登場する。

 

そんな展開があれば、ファンとしてはうれしい限りですね。

 

もっとも、今後の登場については、現時点で確定した話ではありません。

 

ですが、これだけ魅力的なキャラクターですから、またどこかで会えることを期待してしまいます。

ちいかわ族オールスター集結!

もちろん、今回の劇場版は、物語の深さだけが見どころではありません。

 

短いエピソードを中心に展開するテレビアニメとは異なり、劇場版ならではのスケール感も大きな魅力です。

 

何より、ちいかわたちを取り巻くキャラクターが集結し、それぞれの個性を発揮しながら物語を盛り上げてくれます。

 

テレビシリーズでは、放送時間の都合もあり、キャラクターが一堂に会して活躍する機会には限りがあります。

 

何しろ、いつものアニメは1話あたり約2分。

 

あれだけのキャラクターが勢ぞろいしたら、登場シーンだけで番組が終わってしまいそうです(笑)。

 

その点、劇場版では、ちいかわ族の仲間たちが力を合わせる姿を、より大きなスケールで楽しむことができます。

 

うさぎとモモンガの掛け合いも、実に印象的でした。

 

それぞれの個性がぶつかり合うからこそ生まれる面白さ。そして、ちいかわ自身も主人公らしい活躍を見せてくれます。

 

普段は少し頼りなく見えるちいかわですが、いざというときに見せる勇気や頑張りには、心を動かされますね。

 

もちろん、ちいかわだけでなく、ハチワレやうさぎをはじめとする仲間たちがいてこその物語。

 

それぞれが力を合わせるからこそ、困難にも立ち向かえるのです。

 

このあたりは、劇場版ならではの醍醐味といえるでしょう。

 

今回の劇場版を見て、改めて感じたことがあります。

それは、ちいかわという作品が、かわいらしさだけでなく、仕事や生活、仲間との関係、そして時には厳しい現実まで描く、奥深い作品だということです。

 

ちいかわたちは、決して完璧ではありません。

 

失敗もしますし、怖い思いもします。

 

時には、自分たちだけではどうにもならないような出来事に直面することもあります。

 

それでも、仲間とともに前へ進んでいく。

 

そんな姿が、私たちの心に響くのではないでしょうか。

 

そして、今回の劇場版では、島二郎という魅力的なキャラクターにも出会うことができました。

 

疑ってしまったことは反省しつつ……今後の活躍にも期待したいと思います!

 

かわいくて、面白くて、ときには考えさせられる。

 

ちいかわたちの世界には、まだまだ知らない魅力が隠されているようです。

 

劇場版を見終えた今、私の気持ちは一つ。

 

これからも、ずっとちいかわを見続けていくことになりそうです。

 

ちいかわたちの明日が、少しでも楽しく、幸せなものであってほしいですっっ

松井新監督誕生!世間に届くってすごすぎますっっ

まさか、あの松井秀喜が巨人の監督に!

驚きました……!

 

読売ジャイアンツで4番打者を務め、海を渡ってニューヨーク・ヤンキースでも活躍したスラッガー、松井秀喜さん。

 

その松井さんが、まさか巨人の監督に就任するとは!

 

2026年10月23日、巨人は松井秀喜氏の新監督就任を発表しました。

背番号は90、契約期間は3年。1993年から10年間プレーした古巣に、24年ぶりに指揮官として戻ってくることになったのです。

 

星稜高校から巨人に入団し、長嶋茂雄監督のもとで成長。2002年には50本塁打を放ち、オフにはメジャーリーグへの挑戦を決断しました。

 

そしてヤンキースでは、2009年のワールドシリーズで日本人選手として初めてシリーズMVPを獲得。

 

日米通算507本塁打を記録した、日本野球史に残るスーパースターです。

いやあ、すごい経歴ですね!

 

ただ、私の中では松井さんというと、どこか自由で、特定の組織に縛られることを好まないようなイメージがありました。

 

もちろん、これは私が勝手に抱いていた印象です。

 

だからこそ、巨人の監督を引き受けたというニュースには驚かされました。

 

しかも、恩師である長嶋茂雄さんは、かねてから松井さんの監督就任を望んでいたそうです。

 

2015年の番組でも、巨人の監督になってほしいという思いを語っていました。

長嶋さんが亡くなった後、松井さんは生前に交わした約束の存在を明かしています。その具体的な内容は公表されていませんが、今回の監督就任を知ると、いろいろと考えさせられますね。

プロレスファンの私にも届いた!

さて、そんな私ですが、小学生の頃は家族が巨人ファンだったこともあり、よくプロ野球を見ていました。

 

しかし、今ではすっかりプロレスにバイアスが掛かりまくっております(笑)。

 

新日本プロレスにNOAH、全日本プロレス、STARDOM、WWE……。

 

気が付けば、野球よりもプロレスの情報を追いかける毎日です。

 

そんな私のところにも、松井監督誕生のニュースが届いた。

 

これですよ、これ!

 

プロレスラーがよく口にする「世間に届く」というのは、こういうことなのかもしれません。

普段からプロ野球を熱心に追いかけている人だけでなく、今は別のジャンルに夢中になっている人の耳にも届く。

 

それだけ大きなニュースだったということです。

プロレス界にもあった「世間に届く」ニュース

最近のプロレス界で考えると、金メダリストのウルフアロン選手が新日本プロレスに入団し、プロレスラーとしてデビューしたことは、大きな話題になりました。

 

柔道の世界で実績を残した金メダリストが、リングの世界に飛び込む。

 

これは、普段プロレスを見ない人にとっても気になるニュースでしょう。

 

また、全日本プロレスの安齊勇馬選手がリアリティ番組に出演したことも、プロレスを知らない層に名前を届ける機会になったはずです。

 

もちろん、それらの出来事が団体の盛況にどの程度影響したのか、具体的な因果関係までは断言できません。

 

ただ、プロレスという競技や団体の枠を越えて、世間の関心を集めるきっかけになったことは確かです。

 

一方で、プロレスファンにとっては大事件でも、世間にはなかなか伝わらないニュースもあります。

 

大物外国人選手が初参戦!


新記録となる王座防衛!


ビッグマッチで夢の対決が実現!

 

どれもファンにとっては大興奮のニュースです。

 

しかし、プロレスを見ない人からすれば、「それって、そんなにすごいことなの?」で終わってしまう場合もあるでしょう。

 

いや、すごいんですけどね!

 

こちらとしては、ぜひとも分かっていただきたいところですが(笑)。

 

そして、これはプロレスに限った話ではありません。

 

Jリーグやゴルフなど、さまざまなスポーツにも、熱心なファンだからこそ分かる魅力や記録があります。

 

ただ、その魅力が必ずしもスポーツに関心のない人にまで届くとは限らない。

 

だからこそ、普段はそのジャンルを追いかけていない人まで振り向かせる出来事には、大きな意味があるのだと思います。

「あの人がまさか!」という驚き

では、どうすれば世間に届くのでしょうか。

 

ひとつの答えは、普段の活動だけでは想像できないような出来事が起こることなのかもしれません。

 

例えば、「えっ、あの人が団体のオーナーになるの!?」とか、「あのレスラーと、あの女優が結婚!?」といったニュースです。

 

もちろん、こうした話題ばかりが注目されればいいというものではありません。

 

試合の質や選手の努力、団体が積み重ねてきた歴史も大切です。

 

ただ、普段はプロレスに興味がない人でも、思わずニュースを開いてしまうような意外性には、ジャンルの壁を越える力があります。

 

今回の松井監督誕生も、まさにそんなニュースではないでしょうか。

 

巨人の監督といえば、球団の歴史や伝統を背負う重要なポジションです。

 

そこに、巨人の4番打者として活躍し、メジャーリーグでも頂点を極めた松井秀喜さんが就任する。

 

野球ファンにとってはもちろん、かつて松井さんの活躍を見ていた人にとっても、驚きと期待を感じさせる出来事です。

 

実際、ヤンキースも松井さんの監督就任を祝福しました。日本だけでなく、かつて活躍したアメリカの球団にもニュースが届いているのです。

 

こう考えると、世間に届くというのは、単に知名度の高い人が話題になることだけではないのかもしれません。

 

その人が歩んできた歴史と、今回起きた出来事の意外性。

 

この二つが重なったとき、人は思わず反応するのではないでしょうか。

アントニオ猪木_規格外のスーパースター

そして、ここで改めて思い出すのが、アントニオ猪木さんです。

 

プロレス界の歴史を振り返るうえで、猪木さんの存在は欠かせません。

 

プロレスラーとして数々の名勝負を繰り広げただけでなく、1976年にはボクシング世界ヘビー級王者のモハメド・アリと異種格闘技戦を行いました。

 

さらに、女優の倍賞美津子さんとの結婚も世間の注目を集めました。お二人は後に離婚しています。

 

リングの上での活躍だけでなく、リングの外でも世間の関心を集める。

 

まさに、プロレスという枠だけでは語り尽くせない人物だったのです。

 

もちろん、猪木さんの偉大さは話題性だけで決まるものではありません。

 

プロレスラーとして築いた実績、独自の発想、そしてプロレスというジャンルそのものを広く知らしめた功績があります。

そのうえで、異種格闘技戦や私生活に関する話題まで、世間の関心を集めていた。

 

こうした複数の側面を持っていたからこそ、プロレスファン以外にも名前が知られる存在になったのでしょう。

 

松井秀喜さんの巨人監督就任というニュースを見て、改めてそんなことを考えました。

 

プロレスファンにとっての大スターが、世間にとっても大スターである。

 

これは、簡単なようでいて、決して簡単なことではありません。

世間に届く話題ということ

今回の松井監督誕生をきっかけに、私はプロレス界における「世間に届く」という言葉の意味を、改めて考えさせられました。

 

プロレスファンが熱狂するニュースと、世間が驚くニュースは、必ずしも同じではありません。

 

しかし、普段はプロレスを見ない人が「何だ、それは!?」と興味を持ち、そこから選手や団体を知るようになる。

 

そうした入口をつくることには、大きな価値があると思います。

 

もちろん、話題になればすべてが成功するわけではありません。

 

興味を持ってもらった先に、試合の面白さや選手の魅力がなければ、継続的な関心にはつながりにくいでしょう。

 

だからこそ、話題性と本業の魅力、その両方が大切なのだと思います。

 

松井秀喜さんは、選手として巨人で活躍し、ヤンキースでも世界一の舞台に立ちました。

 

そして今度は、指揮官として古巣の新たな歴史をつくろうとしています。

 

そのニュースが、今もプロレスに夢中な私のところにまで届いた。

 

いやあ、これは本当にすごいことです。

 

松井新監督が巨人をどのようなチームに導くのか。

 

そして、プロレス界からも、ファン以外の人々が思わず振り向くようなニュースが生まれるのか。

 

そんなことを考えながら、これからもプロレスを楽しんでいければと思ってます。

【WWE】高橋ヒロムが語る、新日本プロレスで突き抜けた4人とはっっ

 

KYOKIとして世界のWWEへ

高橋ヒロム選手が、ついにWWEのリングへ。

 

KYOKI(狂奇)として新たな一歩を踏み出し、中邑真輔選手とともに「BAKUSAI(爆彩)」としてSmackDownで活躍しています。

 

新日本プロレスで、あれほど強烈な個性を発揮していたヒロム選手。

 

その姿を見慣れていた私としては、WWEという新しい舞台でも、変わらぬ躍動感を見せてくれたことが、とてもうれしく感じられます。

 

週刊プロレスNo.2433号のロングインタビューでは、リングネームやコスチューム、ファイトスタイルなどについて語られています。

 

そのなかで、特に興味深かったのが、新日本プロレスで突き抜けた存在として挙げられた4人のトップレスラーです。

 

その4人とは、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカ、そして師匠である内藤哲也。

 

どなたも、新日本プロレスの歴史を語るうえで欠かせない選手ばかりですね。

 

少しだけ、私なりに振り返ってみたいと思います。

 

棚橋弘至選手といえば、100年に一人の逸材。

 

若い頃の棚橋選手については、個人的に少しチャラい印象が強く、正直なところ、あまり好意的に見ていなかった時期もありました。

 

……申し訳ありません。今になって振り返ると、ずいぶん勝手な見方をしていたものですね。

 

しかし、棚橋選手はIWGPヘビー級王座を何度も獲得し、新日本プロレスが苦しい時代にも団体を支え続けました。

 

エアギターや「愛してまーす!」の決めゼリフも含め、リングの内外でファンを魅了してきた選手です。

 

時代が移り変わるなかで、かつては苦手だったレスラーに、いつしか思い入れを抱くようになる。

 

プロレスを長く見続けていると、そんなこともあるのですね。

 

棚橋選手が歩んできた道を振り返ると、スターとして輝くことだけでなく、新日本プロレスそのものを支えるという大きな役割を担ってきたことが分かります。

 

今では、あの明るい笑顔を見ると、やはり新日本プロレスには欠かせない存在だったのだと、しみじみ感じてしまいます。

 

続いては、中邑真輔選手です。

 

実は私、中邑選手の活躍をすべて追いかけていたわけではありません。そのため、細かな試合の歴史については、あまり偉そうなことを申し上げられないのですが……。

 

それでも、独特の動きや表情、そして観客を巻き込む入場パフォーマンスは、強く印象に残っています。

 

新日本プロレスではIWGPヘビー級王座を獲得し、初代IWGPインターコンチネンタル王者にもなりました。その後、2016年にWWEへ移籍し、世界の舞台で活躍することになります。

 

私にとって中邑選手は、独特の動きを取り入れたスタイルが印象的で、新日本プロレスから少し離れていた時期に、再び興味を持つきっかけを与えてくれたレスラーでもありました。

 

プロレスは、強い技を繰り出すだけではありません。

 

入場した瞬間に会場の空気を変えたり、独特の間合いで観客の視線を集めたり。

 

そうした表現もまた、レスラーの大切な魅力なのだと思います。

 

中邑選手は、自分にしかできない表現を確立し、WWEという世界的な舞台でも存在感を示してきました。

 

そして今、KYOKIとなった高橋ヒロム選手と「BAKUSAI」としてタッグを組んでいるのですから、何とも不思議な巡り合わせですね。

 

かつて新日本プロレスで活躍したふたりが、今度は世界のリングで一緒に闘う。

 

そう考えると、これからの試合も楽しみになってしまいます。

 

3人目は、レインメーカー、オカダ・カズチカ選手です。

 

オカダ選手については、こちらが特別に応援しなくても、並外れた体格と身体能力、そしてリング上でのセンスによって、あっという間にトップレスラーへと駆け上がっていった印象があります。

 

2012年の凱旋帰国後、オカダ選手はIWGPヘビー級王座を獲得。棚橋弘至選手との激闘をはじめ、数々の名勝負を通じて、新日本プロレスのメインイベントを長く支えてきました。

 

もちろん、そこに至るまでには、本人の努力や経験の積み重ねがあったのでしょう。

 

ただ、見ている側としては、その成長の速さと存在感に驚かされるばかりでした。

 

体格の大きさだけでなく、試合の流れをつかむ力や、ここぞという場面での説得力。

 

そうしたものが重なり、レインメーカーという存在が確立されていったのだと思います。

 

そして2024年、新日本プロレスを退団し、AEWへと活躍の場を移しました。

 

新日本プロレスを離れてもなお、世界のリングで活躍を続けるオカダ選手。

 

こうして振り返ると、新日本プロレスは、さまざまな個性を持つ選手たちが、それぞれの方法で大きな舞台へと羽ばたいていく場所でもあったのですね。

 

そして最後は、ヒロム選手の師匠である内藤哲也選手です。

 

個人的に、内藤選手を振り返るうえで欠かせないのが、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの結成以降の歩みです。

 

かつては新日本プロレスから大きな期待を寄せられながらも、必ずしもファンの支持を一身に集めていたわけではありませんでした。

 

しかし、メキシコ遠征などを経て、自分自身のスタイルを模索。

 

2015年にロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを結成すると、制御不能のカリスマとして独自の存在感を確立していきました。

 

内藤選手の魅力は、単に自由奔放な振る舞いや、独特の試合スタイルだけではありません。

 

ファンが抱える不満や怒り、期待、そして喜び。そうした感情を巻き込みながら、観客とともに時代を築いていったところに、大きな魅力があったのではないでしょうか。

 

もちろん、すべてのファンが同じ思いを抱いていたわけではないでしょう。それでも、内藤選手がリングに立つたびに生まれる独特の熱気は、忘れがたいものがあります。

 

そして、その内藤選手を師匠と仰いできたのが高橋ヒロム選手です。

 

ヒロム選手は2010年に新日本プロレスでデビュー。

 

その後、メキシコ遠征を経て2016年に帰国すると、ジュニアヘビー級戦線の中心選手として活躍してきました。

 

『BEST OF THE SUPER Jr.』での優勝や、IWGPジュニアヘビー級王座の獲得など、数々の実績を積み重ねてきた選手です。

 

内藤選手と同じように、ヒロム選手もまた、自分にしかできない表現を大切にしてきました。

独特の言動、目を引くコスチューム、そしてリング上で見せる躍動感。

 

師匠と弟子という関係はありますが、ヒロム選手は決して内藤選手の模倣にとどまることなく、自分自身の個性を確立してきたのです。

 

師匠から何を学び、何を受け継いだのか。そのすべてを外から語ることはできませんが、両者がそれぞれの個性でファンを魅了してきたことは確かでしょう。

 

さて、ここまで4人のトップレスラーを振り返ってきました。

 

では、その4人と同じ新日本プロレスで成長し、自らの道を切り開いてきた高橋ヒロム選手は、どのようなレスラーだったのでしょうか。

 

ヒロム選手といえば、やはり、あの底抜けに明るい言動と、リング上で見せるパワフルなファイトが印象的です。

 

試合を見ていると、こちらまで身体を動かしたくなるような躍動感があります。

 

まさに、太陽のような元気印と呼びたくなる選手ですね。

 

ただ、ヒロム選手のキャリアは、決して順風満帆だったわけではありません。

 

2018年には試合中の負傷によって長期欠場を余儀なくされ、IWGPジュニアヘビー級王座を返上することになりました。

 

その後、復帰を果たし、再びジュニアヘビー級戦線の中心へと戻ってきました。

 

こうした歩みを振り返ると、リング上で見せる明るさや自由奔放な姿の向こう側に、さまざまな経験を重ねてきたレスラーとしての歴史があることが分かります。

 

そして、ジュニアヘビー級の可能性を広げようとする姿勢も、ヒロム選手の大きな魅力でした。

 

体格や階級の違いがあっても、自分の可能性を限定しない。自分にしかできない闘い方を追求する。

 

そうした姿勢が、ヒロム選手を新日本ジュニアを代表する存在へと押し上げていったのでしょう。

 

そして今、ヒロム選手はKYOKIとしてWWEのリングに立っています。

 

 

新日本プロレスで見せてきた、あの躍動感あふれるファイトスタイル。観客を巻き込む独特の個性。それらがWWEの舞台でも発揮されていることに、うれしさを感じます。

 

リングネームが変わり、舞台が変わったとしても、これまで積み重ねてきたものが一夜にして消えてしまうわけではありません。

 

もちろん、WWEにはWWEのスタイルがあり、新しい環境で求められることもあるでしょう。それでも、新日本プロレスで培ってきた個性を、世界の観客にどのように届けていくのか。

 

そこに、これからの楽しみがあるのだと思います。

 

試合前には極度に緊張すると語っていたヒロム選手。

 

リング上ではあれほど自由奔放に見えるだけに、少し意外にも感じられます。

 

けれども、大舞台に立つ選手が緊張するのは、それだけ真剣に試合と向き合っているからなのかもしれませんね。

 

そして、WWEでは中邑真輔選手と「BAKUSAI」として活動しています。

 

新日本プロレスでそれぞれ独自の存在感を発揮してきたふたりが、今度は同じチームとして世界のリングで闘う。

 

新日本時代を知るファンにとっては、なかなか感慨深い組み合わせではないでしょうか。

 

これからどのような相手と闘い、どのような物語を築いていくのか。

 

まだ分からないことも多いですが、ヒロム選手らしいパフォーマンスを期待したいところです。

 

残念ながら、ABEMAでのWWE放送が終了したことで、これまでのように気軽に試合を見られなくなったファンもいると思います。

 

私も、ヒロム選手の活躍をこれからも見届けたい気持ちはありますが、視聴環境が変わると、以前と同じようには追いかけられないこともあります。

 

それでも、世界へと挑戦するヒロム選手を応援したい気持ちは変わりません。

 

棚橋弘至選手、中邑真輔選手、オカダ・カズチカ選手、そして内藤哲也選手。

 

それぞれが異なる個性で新日本プロレスの歴史を築き、高橋ヒロム選手もまた、その舞台で自分だけの存在感を確立してきました。

 

そして今度は、KYOKIとして世界へ。

 

新日本プロレスで培ったものを携えながら、新しい舞台でどのような姿を見せてくれるのでしょうか。

 

その答えは、きっとこれからの試合のなかで、少しずつ見えてくるのだと思います。

 

More! More! More! もっと、もっと、もっと!

 

新日本プロレスのリングで、見る者まで元気にしてくれた高橋ヒロム選手。

 

今度は世界中のWWEユニバースに、そのエネルギーを届けてくれることを願っています。

 

これからも、ヒロム選手らしく。

 

どうか新しい舞台でも、思い切り暴れ回ってくださいね。

 

応援する側としては、少し遠くから見守ることになるかもしれませんが……それでも、ヒロム選手の新たな挑戦を楽しみにしておりますっっ

ABEMAが動きました!新日本プロレス10.12両国大会を放送するんですっっ

放送は地上波だけじゃないっ

ABEMAが、動きました!

 

秋のビッグマッチ、新日本プロレス10月12日の両国国技館大会が、なんとABEMAでも放送されるようです!

 

これは、うれしいニュースですね。

 

えっ、ちょっと待ってください。WWEの放送が終了しても、ABEMAとプロレスの縁は、まだまだ続いていくということでしょうか!?

 

今回の両国大会は、見どころが盛りだくさんです。

 

まず注目したいのが、ウルフアロン選手と藤田晃生選手によるNEVER無差別級王座戦。

 

柔道界からプロレスに飛び込んだウルフアロン選手と、勢いあふれる若き実力者・藤田選手。両者の意地と意地がぶつかる、まさにバチバチの一戦になりそうです。

 

そして、IWGPヘビー級王座戦も見逃せません!

 

後藤洋央紀選手を下して王座防衛した辻陽太選手。

 

その前に立ちはだかるのは、G1 CLIMAXを制した大岩陵平選手です。

王者として新日本プロレスの頂点に立つ辻選手と、最高峰のリーグ戦を制して挑戦権をつかんだ大岩選手。

 

新世代の主役をめぐる戦いからも、目が離せません。

 

そんな注目カードが並ぶ両国大会を、ABEMAが放送するというのです。

 

いや、これは大きな動きではないでしょうか!

 

もちろん、今回の放送だけで、今後の新日本プロレス中継がどこまで拡大するのかは分かりません。

 

しかし、ABEMAが新日本プロレスの株式をテレビ朝日とともに取得したという背景も踏まえると、今後の展開に期待したくなります。

 

もしかすると、今回の放送は、これからの新日本プロレスとABEMAの関係を考えるうえで、ひとつのきっかけになるのかもしれません。

 

そして、もし今後、新日本プロレスの放送機会が増えていくのであれば……。

 

ABEMAが手掛けるプロレスコンテンツに、新たな可能性が生まれそうです!

 

すでにプロレスリング・ノアの放送を展開しているABEMA。

 

そこに新日本プロレスの存在感が加われば、異なる団体の魅力を楽しめる、より充実したプロレス視聴環境が生まれるかもしれません。

 

あっ、もちろん、これは今後への期待です!

 

まだ決まったわけではありませんので、そこは落ち着いて見守りましょう。私としたことが、つい先走ってしまいました……!

 

思えば、ABEMAは3年間にわたってWWEの放送を届け、日本のファンに世界最高峰のスポーツエンターテインメントを楽しむ機会を提供してきました。

 

そのWWE放送が終了したことで、今後のプロレスコンテンツをどう展開していくのか、気になっていた方も多いはずです。

 

そんななかで飛び込んできた、新日本プロレス両国大会の放送情報。

 

WWEの放送が終わったからといって、ABEMAとプロレスの物語まで終わったわけではなさそうです。

 

むしろ、ここから新しい展開が始まるのでしょうか?

 

10月12日の両国大会は、リング上の激闘だけでなく、ABEMAの今後を占う意味でも注目したい大会になりそうです。

 

ウルフアロン対藤田晃生のNEVER無差別級王座戦。そして、辻陽太対大岩陵平のIWGPヘビー級王座戦。

 

新日本プロレスの熱い戦いを楽しみながら、ABEMAの次なる一手にも注目していきたいですね。

 

皆さま、10月12日は両国国技館に注目です!

 

……あっ、ABEMAでの放送も、忘れずにチェックしなければ!

 

プロレスファンとして、楽しみがまたひ凸増えましたっっ

YouTubeでプロレス・ゴールデンアワーを見て、週ゴンを思い出したのです。

 

ガチのプロレス検証番組ですか

YouTubeには、プロレス関連のチャンネルが本当にたくさんございます。

 

現役レスラーご本人によるものから、団体の歴史を振り返るもの、名勝負を紹介するものまで……これほど多くのプロレス番組があるのですから、プロレスファンにとっては、とても嬉しい時代なのかもしれません。

 

その中で、少し趣の違う番組が「プロレス・ゴールデンアワー」です。

 

現役、引退を問わず、一人のレスラーをゲストに迎え、パネラーの皆さんが有名なエピソードから、あまり知られていない出来事まで、じっくりと掘り下げていきます。

 

まさに、時間無制限一本勝負。

 

司会は、プロレスファンにはお馴染みのユリオカ超特Qさん。

 

そしてパネラー陣も、プロレスをよくご存じの方々が揃っています。

 

特に、週プロでの長期連載でも知られ、国内外のプロレス史に詳しい流さん。そして小佐野さん、GK金沢さん。

 

このお二人が並んでいる姿を見ていると、どうしても昔の週刊ゴングを思い出してしまいます。

 

今では週プロが中心となっていますが、かつては週刊ゴングや週刊ファイトもあり、プロレス専門誌そのものが大きな存在感を持っていました。

 

プロレスだけではありません。漫画やファッションなど、雑誌がとても元気だった時代です。

 

ですから、小佐野さんやGK金沢さんを見ていると、菊池さん、門馬さん、そして全日本プロレスの解説でもお馴染みだった竹内さんなど、当時のプロレス誌を彩った方々まで思い出してしまいます。

 

何を隠そう、私自身、当時は週プロよりも週刊ゴングを熱心に読んでいた一人です。

 

そんな私にとって、今回の番組は少し懐かしく、そして嬉しいものでした。

 

今回のゲストは、デンジャラスKこと川田利明さん。

 

まさにトップレジェンドであり、同じ時代を駆け抜けてきた皆さんだからこそ知っている話も多く、興味深いエピソードが次々と飛び出してきます。

 

しかも、まだ始まったばかりだというのに、ゲストの人選がなかなか面白いのです。

 

初回が、ど根性ファイター・越中詩郎さん。

 

そして2人目が、なんとエル・サムライさん。

……そこを選ばれるのですか。

でも、こういう意外性が良いのですよね。

 

そして3人目が川田利明さん。

 

派手さだけを狙うのではなく、「この人の話をもっと聞いてみたい」と思わせるレスラーを呼んでいるところに、この番組の魅力を感じます。

 

そして何より、変に番組を作り込みすぎていないところが嬉しいです。

 

プロレスにそれほど詳しくないタレントさんが無理にコメントをする必要もありません。

 

プロレスを知っている方々が、プロレスについてじっくり語る。

 

それだけで十分に面白いのです。

 

グラビア系のタレントさんなどを並べて、番組を華やかにする方法もあるのでしょう。

 

けれど、私はこの番組には、今の雰囲気のままでいてほしいと思います。

 

長く続く番組というものは、案外こういう「無理をしていない感じ」が大切なのかもしれません。

 

まだ始まったばかりですから、これからどのようなレスラーが登場するのかは分かりません。

 

ですが、プロレスを長く見てきたファンにとっては、昔の記憶をそっと呼び起こしてくれるような、そんな番組になってくれそうです。

 

YouTubeという新しい場所で、昔のプロレス誌を思い出させてくれる。

 

少し不思議ですが、とても素敵なことではないでしょうか。

 

これからも、どんなレスラーのお話が聞けるのか……楽しみにしております。

【NOAH】N-1 VICTORY2026波乱の開幕!?拳王や杉浦貴が敗北ですっっ

方舟御三家初戦勝利

ついにNOAHヘビー級の頂点を決めるリーグ戦、N-1 VICTORY 2026が開幕いたしました。

 

しかし……いきなり波乱でございます。

 

優勝候補の拳王選手、そして杉浦貴選手が、初戦で外国人選手に敗北。

 

「リーグ戦は長いですから、まだ大丈夫ですよ」と思いたいところですが……いきなり優勝候補が負けるとは。

 

皆さま、初日からそんなに飛ばして大丈夫なのでしょうか。

 

一方、清宮海斗選手、Yoshiki Inamura選手、そしてOZAWA選手。

 

いわゆる「方舟御三家」と呼びたくなる3選手は、そろって勝利。

こちらは非常に順調でございます。

 

……というより、御三家だけ妙に順調ですね。

 

メインイベントでは、OZAWA選手と煌牙選手が激突。

煌牙選手は、かつて大和田さんと呼ばれていた選手がリングネームを変えて凱旋した存在です。

 

そして試合が始まりますと……

蹴ります。

蹴ります。

とにかく蹴ります。

 

「まだ蹴るのですか?」と思ってしまうほどのキックの連続。

パントキックも非常に強烈でございました。

 

もちろん恐ろしい攻撃なのですが……せっかくプロレスリングですので、もう少しレスリングをしていただいてもよろしいのではないでしょうか。

レスリングをする場所なのに、ずっと蹴っております。

 

いえ、もちろん蹴るのもプロレスですので……私が間違っている可能性もございます。

そして試合後には、さらに大変なことに。

丸め込みによる敗戦に納得できない煌牙選手が感情を爆発させ、OZAWA選手との関係は、もはや修復が難しいところまで来てしまったように見えます。

 

先ほどまでリングの上で戦っていたと思ったら、今度は人間関係まで戦っております。

プロレスとは、本当に忙しい世界ですね。

 

ただ、N-1全体を見ますと、ひとつ気になることもございます。

 

今回、一大会の試合がすべてシングルマッチ。

もちろんリーグ戦ですから、シングルマッチが中心になるのは当然なのですが……

全部ですか?

 

タッグマッチも見たいですし、ジュニアの選手による華麗な空中戦も見たい。

 

プロレスには、いろいろな楽しみ方がございます。

 

ですから、シングル、シングル、シングル……と続きますと、

「皆さん、そんなに一人で戦わなくても……」

と思ってしまうのでございます。

とはいえ、N-1はまだ始まったばかり。

 

拳王選手、杉浦選手の黒星という波乱。

 

そして清宮選手、Yoshiki Inamura選手、OZAWA選手の順調なスタート。

 

さらにOZAWA選手と煌牙選手の因縁まで生まれ、初日から見どころが盛りだくさんでございます。

 

この先、誰が勝ち上がり、誰が脱落していくのか。

 

そして煌牙選手とOZAWA選手の関係は、いったいどうなってしまうのでしょう。

 

……できれば、あまり物騒なことにはならないでいただきたいですね。

 

ですが、プロレスですから……そうもいかないのでしょう。

 

波乱の幕開けとなったN-1 VICTORY 2026。

 

この先、方舟で何が起こるのか。

 

見逃すわけにはまいりません!

飯塚にだって友情はあるんだ!天山広吉引退大団円ですっっ

飯塚にも友情はあるんだ!猛牛天山広吉引退っ

最後まで天山広吉

「……本当に、最後なのですね」

8月15日、両国国技館。


ついに、天山広吉選手の現役最後の試合がやってきました。

 

新日本プロレスのリングで長きにわたり戦い続け、「猛牛」の異名を背負ってきた天山選手。

 

1990年代から現在まで、時代が変わり、リングを取り巻く景色が変わっても、その豪快なファイトスタイルは変わりませんでした。

 

G1 CLIMAXで頂点を争い、IWGPヘビー級王座を手にし、そして小島聡選手との「テンコジ」としてIWGPタッグ王座を何度も獲得してきました。

 

輝かしい実績だけではありません。

 

勝った日も、負けた日も、苦しい時期も、天山選手はリングに立ち続けました。

そして最後の試合。

 

当初は「5分」という予定だったにもかかわらず、天山選手自身の申し出によって、まさかの時間無制限マッチへ。

 

……最後の最後まで、猛牛なのですね。

モンゴリアンチョップ。

そしてアナコンダバイス。

 

これまで積み重ねてきた技を一つひとつ繰り出し、残された力をすべてリングに置いていく。

 

勝敗というものは、もちろん大切です。

 

しかし、この日の天山選手にとっては、勝ち負け以上に「最後まで自分らしく戦う」ことこそが大切だったのではないでしょうか。

 

そして試合後――。

天山選手が最後に呼びかけていた、かつての友情タッグパートナー、飯塚高史さんが姿を現しました。

 

……ですが。

飯塚さんといえば、やはり警戒してしまいます。

 

「まさか……アイアンフィンガー・フロム・ヘルでは……?」

 

そう思った方も、少なくなかったはずです。

ところが――。

天山選手の必死の呼びかけが、届いたのでしょうか。

 

かつての「怨念坊主」と、猛牛。

 

長い時間を経て、二人が向き合う。

そして――握手。

さらに、抱擁。

「怨念坊主にだって友情はあるんだ!」

 

そう叫びたくなるような、あまりにも温かい光景でした。

 

リングの上では、何度も激しくぶつかり合った二人。

 

それでも、共に戦った時間まで消えるわけではありません。

 

プロレスには、勝敗だけでは語れないものがあります。

敵になった。

仲間になった。

また敵になった。

 

それでも最後に残るのは、一緒にリングで過ごした記憶なのかもしれません。

 

……まあ、その感動的な場面の後には、やっぱり野上アナのシャツが犠牲になったようですが。

 

そこまで含めて、飯塚さんらしいですね。

そして天山選手。

 

最後の最後まで、あなたは「猛牛」でした。

豪快で、不器用で、熱くて、何度倒れても立ち上がる。

新日本プロレスの激動の時代を駆け抜け、多くの仲間と出会い、多くのライバルと戦い、そして最後には、かつての盟友との握手で現役生活に幕を下ろしました。

 

これほど長い時間、リングに立ち続けてくださったことに、心から感謝したいと思います。

 

天山広吉選手。

長い間、本当にお疲れ様でした。

 

そして――。

「猛牛」は、最後まで猛牛でした。